100年ふくしま。コラム

文具屋日記 No.3+ 薄井康利

小さな文具屋 No.3+店主の日々の思いや文具のお話

2018/03/30
001 文具店を始めました。

はじめまして、小さな文具店を営む薄井(40)です。
これから、日々の思いや文具の話などを綴っていきます。

まず、文具店を始めたきっかけをお話しします。
皆さんは、子どもの頃大好きだったぬいぐるみやオモチャを今でも残してありますか?
私は全て処分しました。成長と共にそれらが不用になったと思ったからです。
しかし、大人になって、ふと寂しく感じたのです。
それは、私が捨てたのは、モノではなく子どもの頃の思い出や価値観だと気づいたからです。そのときに、もっと好きなモノや人を大切にしてゆきたい、そう考え、好きなモノを集め文具店を始めました。
大袈裟ですが、生涯連れ添う文具やモノが見つかるようなお店にしてゆこうと思います。

最後に本日の文具をご紹介します。
パイロットの万年筆カヴァリエ(中字)と色彩雫シリーズのインク(月夜)です。
細身なボディの万年筆に彩度を抑えた淡いブルーのインクの組み合わせは、過度な自己主張をせずに存在感を醸し出す名コンビ。
大人っぽいではなく、大人な組み合わせでお気に入りです。

作 者
No.3+ 薄井康利


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