100年ふくしま。コラム

ラマルクな話 音楽工房あんだんて 榊原彩

フランス・日本の文化、暮らしの考察

2017/04/28
006 フランス語

文法も難しいけれど、日本人が苦労するのは発音じゃないだろうか。
どうやら日本でフランス語は、口の中でフガフガと柔らかいものだと思われているけれど、実は唇の筋肉を酷使しないと発音できない。

喉の奥で空うがいのように発音するRはもちろんのこと、唇をタコのように突き出して発音するOU(うー)、そのまま口角を緊張させるU(ウとユの中間)、唇を弛緩させて喉を占めるE(ウとエの中間)などなど。
唇を軽くかむのはVとF。
VOUSやTROUのようにいくつも組み合わさると至難の業になる。

勉強のためにテレビをつけて、ニュースキャスターの口元を注視すると、ものすごいスピードで横に引っ張ったり前に突き出したり忙しい。
そのせいか、唇のうすい人が多く、40代くらいから唇の周りに放射状の皺が出てくる。

うん、フランスで一番鍛えられたのは、口の周りの筋肉だったりして。

作 者
音楽工房あんだんて 榊原彩


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