100年ふくしま。コラム

ラマルクな話 音楽工房あんだんて 榊原彩

フランス・日本の文化、暮らしの考察

2020/12/08
014 口が達者

フランス人の生徒さんは皆口達者。
何故なら子供の頃から論理的に自分の考えを表現する訓練を受けるから。
大人たちは子供たちに「どう思う?それはなぜ?」と意見を求め対等に議論する。

学校に入ると試験は筆記と口頭両方あって、試験官に向かってわかるように説明できなければ点数が取れない。
教科書を丸暗記だけでは不十分。
得た知識を一度咀嚼して整理、自分の言葉として表現する力が必要になる。
知らない問題を上手に煙に巻く術も。

政治や世界情勢、エコロジー、社会問題に敏感で、自分の考えを持つのが当たり前。
15歳くらいになると、大人顔負けの議論を展開する。
そんな子供たちだから、説明もなしに「言われたとおりにやりなさい」というのは通用しない。
「なぜそうしなければならないのか」をわかる言葉で説明。

相手が5歳だろうが70歳だろうが同じ。
教えるほうも大変です。

作 者
音楽工房あんだんて 榊原彩


TOP

© 2020 100年ふくしま。コラム