ラマルクな話
フランス・日本の文化、暮らしの考察
2018/04/27
009 恋愛至上主義
不倫騒動が世間を騒がせているけれど、フランス社会に心からなじんだ身にはどうもしっくりこない。
何故ならフランスのカップルは死ぬまで恋愛至上主義。
結婚しても自分に魅力がなくなったら相手が離れて当たり前だと思っている。
結婚していようがしていまいが、死ぬまで恋愛現役。
そのための努力は惜しまない。
おしゃれをするのはもちろんのこと、体型維持、内面磨き、自分の魅力磨きに余念がない。
そのせいか、50代、60代に魅力的な人がたくさん。
20代には出せない熟女の魅力やエレガンスにあふれ、しかもセクシーな男女がいるわけだ。
シラク大統領は日本人女性の愛人がいたというし、ミッテラン大統領は隠し子がいたけれど、だれも騒がなかったものね。
オーランド大統領だって、夫婦同然の女性がいながら女優とデートして破局したけれど、だれも「許せない、謝れ」なんて言わなかったな。