100年ふくしま。コラム

いい家って何だろう 一級建築士 hana 鈴木千寿子

一級建築士 hanaの鈴木さんと考える、家づくりのアイデア

2022/09/09
081 帰宅したらファミリークロークへ…リビングも気持ちもスッキリ!

中学生のお子様がいらっしゃるご家族様との新築住宅打合せの時のこと。
奥様より「1階に子供の通学カバンや部活の用具を入れる収納を造って欲しい。」とのこと。その要望をお聞きした時、2階の子供部屋に置けば良いのにと考えた私。
でも分かったのです!今年、私の子供も中学生になりました。部活が終わり歩いて帰宅、リビングに入った途端「疲れたー!」と荷物を放り出す!部屋に置いて来てと伝えても、面倒と。注意すると「自分も仕事のバック置いてるでしょ!」と言われ。翌々考えてみると、小・中学生の子供達はリビングに荷物を放り出し、私はダイニングの隅っこに仕事バックを置き、主人もソファーにスーツの上着と仕事カバン。
我が家、全然ダメ。となるとファミリークロークが欲しい!各自のスペースを決め、毎日の持ち物はファミリークロークへ置く。洗濯した学校のシューズや給食の白衣、運動着もそのクロークに置いてあげれば、月曜日の朝もバタバタしない!
と言うことで、お客様の新しいお家には娘さん専用のクロークを設置することになりました。

作 者
一級建築士 hana 鈴木千寿子

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