100年ふくしま。コラム

いい家って何だろう 一級建築士 hana 鈴木千寿子

一級建築士 hanaの鈴木さんと考える、家づくりのアイデア

2016/01/29
010 寒い冬にやっぱり思うこと「暖かい家が欲しい!」

寒い冬が到来すると「暖かい家が欲しい!」と思う人は本当に多いと思います。

床がひんやりして足から冷えてくる、窓際の空気が冷たい、など「なんとかしたい!」と思ってしまいますね。
これは単純に床だけ、窓だけの問題ではありません。家全体の断熱性能の問題なのです。ここで家の断熱性能をアップさせるリフォームですが、理想は家まるごとの断熱リフォーム…しかしコストの面で頭を悩ませてしまいます。

そこで、おすすめしたいのが優先させたい部屋の丸ごと断熱性能アップです。
住宅で最も熱の出入があるのは窓のため、今ある窓の内側に内窓を付けましょう。そして床・壁に高性能の真空断熱材パネル(厚みは床用が15ミリ、壁用30ミリ)を貼り、天井に断熱材を敷き詰めましょう。部屋を断熱材で丸ごと包み込み、温かい熱を逃がさない様にしましょう!
家族みんながあつまるリビングだけ検討してみてはどうでしょうか。
まるで違った部屋のような暖かさになることでしょう。

作 者
一級建築士 hana 鈴木千寿子

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