100年ふくしま。コラム

いい家って何だろう 一級建築士 hana 鈴木千寿子

一級建築士 hanaの鈴木さんと考える、家づくりのアイデア

2020/02/28
052 体育館みたいな家が欲しかった!?

設計事務所に勤務する夫が「体育館みたいな家が欲しかった」と言い出し、体育館みたいな家!?
その理由を聞いて見ると、子供達が大きくなり、必要なスペースや荷物が増えて来たためガランとした家で良かったとのこと。
現実的な私は光熱費がとんでもないことになる!と感じてしまい。

我が家はキッチンよりリビングが引っ込んでいるため、キッチンから子供達の様子を伺うことが難しい時があります。
もし我が家が長方形のフロアーだったら?
キッチンとダイニングは、リビングから階段を数段設けて、目線を高く空間を見渡せる様に。高さのあるキッチンからリビングや子供達のスタディコーナーが見渡せる。
子供部屋は部屋として作らず、背の高い家具で空間を区切り家族の気配を共有する。
家の中で区切られているのは、浴室・トイレのみでも良いかも!と想像してみました。

体育館みたいな家はオーバーでも、体育館の様に全体を把握出来る空間も、育児をする母親の目線から考えると、子供達の様子を一目で把握できるメリットがあるのだなと一人想像を膨らませた出来事でした。

作 者
一級建築士 hana 鈴木千寿子

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