100年ふくしま。コラム

現代人は歯がいのち 歯科医院美緒 園田正人

訪問歯科の分野から、健やかな生活のために。

2017/06/30
041 歯周病とアルツハイマー病

先日、歯周病がアルツハイマー病の発症リスクを高めるという研究が発表されました。
歯周病原因菌は歯周ポケットの中で酪酸(らくさん)を産生します。その酪酸がアルツハイマー病を引き起こす一因となるのです。

歯周病患者さんの歯周ポケットからは、健常者の10~20倍もの酪酸が検出されます。
酪酸は細胞に取り込まれるとその細胞を破壊してしまいます。
歯周病があるという事は、大量の酪酸が長期間に渡って脳に運ばれ続ける可能性があるという事なのです。

アルツハイマー病の発症メカニズムは不明な点が多く、歯がなくてもアルツハイマー病になる事もありますが、歯周病は心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病など様々な生活習慣病の誘因だとも言われています。
歯周病は、歯磨きで汚れを取らなければ予防できません。どんなに高いうがい薬や歯磨き粉を使用したとしても、効果を得るためには、歯ブラシでしっかりと汚れを落とす必要があります。
歯ブラシを使った歯磨きをすることで歯周病を予防し、いつまでも健康でいましょう。

作 者
歯科医院美緒 園田正人

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