100年ふくしま。コラム

現代人は歯がいのち 歯科医院美緒 園田正人

訪問歯科の分野から、健やかな生活のために。

2021/02/01
082 最近の子供は…

先日、3歳児検診で30人ほどの検診を行いました。
以前より明らかに虫歯は減っています。お母さんたちの努力の結果でしょう。
そのかわりに、舌の付け根側にある扁桃腺が肥大している子供たちがたくさんいました。7割以上です。

扁桃腺が肥大している子供の多くはアデノイドも肥大しています。小児のいびきの最大の原因は、このアデノイド肥大だと言われており、いびきによる低酸素症は記憶力・注意力低下、多動、おねしょ等の症状を引き起こします。
鼻のとおりが悪く、口で呼吸していると扁桃腺やアデノイドは肥大します。鼻のとおりが悪いのは空気の通り道が狭いからです。
鼻の下底面の骨は上顎にあたります。つまり、上顎が小さい子供は扁桃腺やアデノイドが腫れやすく、いびきをかくことが多いのです。
また、アデノイド肥大があると難治性の中耳炎にもなりやすいそうです。
上顎が小さいと鼻の骨が曲がったり、視力が落ちたりするだけでなく、歯並びも悪くなります。

最近は上顎劣成長の子供が多いなと、改めて感じました。

作 者
歯科医院美緒 園田正人

現代人は歯がいのち もくじ

TOP

© 2020 100年ふくしま。コラム