100年ふくしま。コラム

現代人は歯がいのち 歯科医院美緒 園田正人

訪問歯科の分野から、健やかな生活のために。

2019/08/30
065 『歯が大事』=『歯の役割が大事』

『健康を維持するためには歯が大事』が広く知られるようになりました。
なぜ、歯が大事なのでしょうか?

歯がない事で、食べ物を咬めないと栄養吸収が悪くなりますし、食いしばれないと転びやすくなります。また、発音でも『サ行』が言いにくくなる等、失って初めて気づくような役割もあります。
もちろん『歯』自体も大事ですが、『歯の役割』が重要なのです。『歯』が役割を果たすことで、『口の機能』を最大限に発揮できるので、健康維持につながる、だから大事なのです。
逆に、親知らずなどの機能していない歯は、口の機能を邪魔する事があるので、抜歯することが多くなります。

歯を機能という面から考えると、歯がない(歯が少ない)人も、それを補うように口を整え、維持していけば健康でいられます。
『歯が大事』=『歯の役割が大事』と考えれば、歯科治療や予防歯科が手遅れだという事はありません。
大袈裟に言えば歯の大切さを知った時が将来の健康の始まりです。将来の健康への投資だとおもって、今からでも歯を大切にしましょう。

作 者
歯科医院美緒 園田正人

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